理事長メッセージ

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「新時代への挑戦」

~私たちの行動が明るい豊かな未来を創る~



一般社団法人 越谷青年会議所
第48代 理事長 神代 太一

 
越谷青年会議所 理事長
新時代への挑戦

はじめに

2019年に発生した新型コロナウイルス感染症は、世界中で猛威を振るい多くの感染者や死者を出し、社会に大きな影響を与えました。感染症対策は想定外の事が相次ぎ、備えが足りていなかった事が分かりました。日本経済への影響も様々な業種へ派生し、特にインバウンドの消費によって支えられていた観光業、旅行業、小売業などは大きなダメージを受けました。そして、多くの業種においては感染症対策の為に、働き方、サービスの在り方が大きく変わりました。世界は、今までの常識や生活習慣は当たり前ではなくなり、新たな価値の創造を求めています。
 新型コロナウイルス感染症の影響により、私たちは新たな生活様式への適応やビジネス環境の変化に不安と戸惑いを感じています。しかし、現実から目をそらすことなく時代の変化を上手く捉え、社会をより良くする為に行動する限り、必ず未来は切り拓かれます。一人ではできない事も、同じ志を持つ多くの仲間がいる事で、知恵を出し助け合えます。今は苦しくとも、青年会議所の三信条である「修練」「奉仕」「友情」のもと、仲間と共に明るい豊かな未来に向かって、諦める事なく新時代に挑戦していきます。

 

持続可能なまちづくり  

持続可能なまちづくりのモデルとなる「SDGs未来都市」として選定された日本各地33都市では精力的な活動が展開されており、越谷においても持続可能なまちづくりに向けた取り組みを更に推し進める必要があります。昨年は45年間続いた伝統ある越谷市民まつりが新型コロナウイルスの影響によって中止となりました。本年は感染症対策を念頭におき、行政や他団体と緊密な連携のもと、市民の皆様と共に持続可能なまちづくりを推し進めるシンボルとして越谷市民まつりをより良く変革していく事に挑戦します。
環境問題において、気候変動やプラスチックごみによる海洋汚染などは、地球規模の危機であると同時に地域課題としても考える必要があります。これらは一人一人が影響を受けると共に原因者ともなっており、仕事や生活の中において多くのステークホルダーが関わる為、各地域の特性に応じ、地域資源を活用する事で課題解決を図る必要があります。未来により良い環境を残していく事がまちづくりにおいて大切な価値観です。環境問題への具体的な対策として取り組み続けられる、一つのモデルとなる事業に挑戦します。
越谷の魅力として何があるのかと尋ねると、地場の農産物を使用した特産品、日光街道第三の宿場町として栄えた歴史や江戸時代から続く伝統工芸、多くの河川や用水路が流れる「水郷こしがや」としての自然環境や、ニュータウンとして人気の「越谷レイクタウン」などがある中で、越谷で元気に活躍する「中小企業やひと」がいる事も大切な魅力です。まだ知られていない地域の魅力をより良く伝え、活気に満ちたまちづくりに挑戦する為にブランディングの手法を学びます。
越谷が市民に愛される魅力的な「まち」になるには、地域の素晴らしい魅力を定期的にSNSやメディアで発信すると共に、市民に楽しんでもらえる広報活動を行う事が重要です。多くの市民を巻き込み越谷を愛するインフルエンサーを創出し、越谷に愛着を持てる市民を醸成する事業に挑戦します。

 

地域のタカラづくり  

現代社会ではインターネットの急速な普及により生活が便利になりました。一方で検索するだけで簡単に答えを見つけられるようになり、苦労して経験を得る事は少なくなりました。子供の頃に得られる経験はとても重要な機会であり、そこから導き出す答えが、大きな財産となります。今の子供たちは、大人が育った時代とは感性も考え方も違うかもしれませんが、日本人として大切にすべき事は今も変わりません。礼儀作法や相手への思いやりの心を古き良き伝統文化を通じ学んでもらい、子供たちが自信を持って輝ける未来へ進んで行く事業に挑戦します。 日本は世界のなかでも少子高齢化が加速しており、経済、自治体、社会保障制度に大きな影響を与えています。子供を産み育てる世代である私たちは、少子化の問題を考えなければいけません。2018年の人口動態統計の結果において、合計特殊出生率は1.42人、婚姻件数は戦後最小の586481組となっています。しかし、結婚と出産に関する全国調査において、いずれは結婚をしようと考える未婚者の割合は、男女共に約9割と高い水準にあります。未婚者の平均希望子ども数は、男女共に約2.0人です。結婚や出産に対する意識が高いにも関わらず、結婚出産に踏み込めない大きな理由は理想の相手に巡り合えない事です。結婚に前向きな人たちが、パートナーと出会い、子供を育てる事は個人の幸せとなると共に社会の利益となります。かけがえのない人生のパートナーに巡り合えるきっかけを作る事で少子化の問題に挑戦します。

 

地域で活躍できるひとづくり  

近年の地域経済の取り巻く環境は急速に変化しつつあります。少子高齢化の進展はもとより情報通信技術の普及に伴う経済活動のグローバル化と世界を相手にした市場競争、公共事業を軸とした高度経済成長期の成長モデルからの転換期等、様々な課題を抱えています。日本の各地域において、「求められるものを提供する」だけではなく、新たなビジネスの価値や思考を生み出し経済を好循環にしていく必要があります。「価値デザイン社会の実現」は地域経済を発展させる良い方法です。新しく多様な価値を創造する人材を創出する事に挑戦し継続的に支援していきます。人口減少により地域経済の縮小が予想される中で、地域特性を踏まえて、どのような「産業・ひと」を育成していくべきか議論する時がきています。将来の地域経済ビジョンを描き出し、活躍できる「産業・ひと」を育成する事業に挑戦します。
青年会議所で活動をする事で得られる大切なものは「能力」「人脈」「実績」と3つあります。「能力」とは新しい知識、管理能力、マネジメント能力です。「人脈」とは様々な同世代の人脈、年代を超えた人脈、距離を超えた人脈です。「実績」とは事業の実績、褒章の実績、運動の実績です。青年会議所で得られる事を効果的に伝える事ができる日本JC公認プログラムを活用する事で、メンバーとオブザーバーに、より良い成長と発展の機会を与える事に挑戦します。
何故、会員拡大をするのでしょうか。一人でも多くの若者を育成する事は、私たちの成長になると共に社会への貢献になるからです。会員拡大を進めるには、青年会議所が若者にとって魅力的な団体であると同時に、在籍会員の会員拡大に対する意識が重要です。魅力溢れる人材の創出と拡大アドバイザーによる会員拡大の意識向上のもと、私たちを応援してくれる先輩方や、志を共にする仲間の情報やネットワークを活用し、全員で会員拡大に挑戦します。

 

結びに

私たちの運動は、森林を切り拓き、大地を耕し、種を蒔き、作物を育てる事と同じです。種を蒔く事ができ、作物がすくすくと育つ事もあれば、芽吹かない時もあります。しかし、芽吹かなかった大地にもいつか違う作物が育つ可能性が生まれます。
青年が信念を持ち、あらゆる社会課題に諦める事なく挑戦する事は、必ずや価値ある結果となって社会に還元されるでしょう。今、時代の大きな変化があり、様々な事に挑戦できる社会へと変わっています。あらゆる困難に挑戦し、社会に貢献しようではありませんか。私たちが挑戦をする事は、社会に新たな価値を創造し、私たちひとりひとりの幸せになります。
 
共に新時代に挑戦しよう
明るい豊かな未来に向かって